もっと写真を楽しむ

話のネタや思い出がグッと増える 旅行中に写真を撮りたいシーン9選

旅行の写真って後から見ると楽しいですよね。みなさんはどんなときに見返していますか?仕事終わりや嫌なことがあったとき、友だちとの飲み会など、ふとしたときに見ると色々な思い出が蘇ってきて、「また頑張って旅行に行こう」というモチベーションにもなると思います。

ところで、旅行中はどんな写真を撮っているでしょうか? 実は風景や食べ物、家族や友だちとの写真を撮る以外にも、ちょっと意識して他のシーンでもシャッターを切っておくと、その写真を撮ったときに感じたことや友人との会話まで思い出せて、旅行の思い出がよリアルに蘇ってきます。僕もいろんなシーンで写真を撮っては、旅行おわりに見返してニヤニヤしています。SNSや友だちとの会話のネタにもなりますよ。

今回は、そんな旅行の思い出をより深く残すためにオススメしたいシャッターシーンをご紹介します。

旅行で押さえておきたいシーン

1-1.旅行計画中

「旅は計画を立てている時が一番楽しい」とも言います。仕事終わりやお休みの日に自分が行きたい場所や美味しいご飯に思いを馳せながらあれこれ計画を練っていると、ワクワクして嫌なことも頑張れるモチベーションになりますよね。そんな計画中のホテル予約画面やスケジュールなども残しておくと、素敵なホテルを見つけてワクワクしたことや、予約ができなくて悔しくなったことなども思い出せます。

僕は予約したかったホテルや航空券が埋まっていた時によく写真を撮っています。写真に収める必要はありませんが、予約メールなどもとっておくと、後で楽しい思い出になります。

1-2.家から駅までの道のり

みなさんは旅行のどこで一番ワクワクしますか? 僕の場合は、家を出て最寄駅まで行く道のりなんです。いつも通勤で歩いている道なのに、全然違った景色に見える。駅の電光掲示板そんなワクワクした残しておくと、当時の浮かれていた気持ちが蘇ってきて、写真を見ていると次の旅行が楽しみになります。

1-3.旅行当日の朝に食べたご飯

旅行当日は出発前、もしくは前日からどこかワクワク、ソワソワしてしまいますよね。そんな記憶もしっかり残しておくのがオススメ。飛行機だったら早く空港に着いて「何食べようかな」とあれこれ探したり、新幹線だったら朝食を駅弁にしたり、いつもの通勤とは違った行動をすると、旅が始まる前から浮かれ気分を持続できますよ。

1-4.自分が住んでいる土地にはないもの

その土地の名物や伝統工芸品、おみやげなど、自分が住んでいる場所にないものも写真に収めておきましょう。「珍しい」「楽しい」と思った気持ちが、旅行の記憶をより鮮明にしてくれます。

1-5.旅行中にあった人

旅行の楽しみの一つは人との出会い。特にひとり旅だと、お店で話した人や親切にしてくれる人との思い出は大切なもの。場所や相手の人によっては写真に撮るのがはばかられるシーンもあるかもしれませんが、そのときは、ご飯や店内などを撮っておきましょう。シャッターを切っておくと、後から見返した時にも思い出せますよ。僕は友だちと旅行しているときは、チェックインやレンタカーの手続きをしている様子なども撮っています。

1-6.旅行中の移動手段

移動手段の飛行機や電車、車などもしっかり撮っておくといいですよ。飛行機などに乗る前ってワクワクしますよね。撮る風景自体は珍しいものではありませんが、そのときに感じた気持ちを持ってシャッターを切っておくと、後で見返したときに旅行の記憶がよりリアルに蘇ります。

1-7.旅行当日のテレビ番組

旅先のホテルや旅館でテレビを見る機会があったら番組を撮っておくのもオススメです。当日どんなテレビがやっていたかは、時間の経過を感じさせてくれます。5年後10年後に見ると「早々こんな番組見たな〜」と懐かしい気持ちになります。その写真が記憶のアイコンになって、一緒に見ていた友だちとの会話や宿の過ごし方など、忘れていたことを思い出すきっかけになるかもしれません。

1-8.失敗やアクシデント

旅行中は予定外の出来事やアクシデントもあるでしょう。その瞬間は嫌な気分になるかもしれませんが、後で見返すとそれもいい思い出。失敗やアクシデントがあったときこそ写真に残しておくのをオススメしたいです。例えば電車に乗り間違えときや、気になっていたお店に長蛇の列ができていて諦めざるを得なかったときなど、「やっちゃった〜」と思った時に撮った写真こそ、後で見返すと強烈な印象が残っています。「とりあえず写真撮っとくか」くらいの気楽な気持ちでシャッターを切ると冷静にもなれますよ(笑)

1-9.旅行最終日の夕食

「家に帰るまでが遠足」なんて先生から言われたことはみなさんあると思います。基本的には「気を抜くな」という意味だと思いますが、旅行最終日は家に帰った後や夕食も写真に残しておくのも楽しいですよ。僕は夕食を撮っています。旅行の日は家で食べたり、お店で食べたりまちまちですが、食べている間は旅行の思い出を振り返っていることが多いので、写真に残しておくと、そのときに感じた楽しかった気持ちや「今日は疲れたから弁当でいいや」とか「残り物で夕食頑張って作ろうかな」など、そのときに考えていたことも蘇ってきます。

綺麗に撮る必要はない

今回紹介したような写真は、デジカメを使ったり、構図やピントを合わせたりして綺麗に撮ろうとする必要はありません。なんでもない風景、おまけにボケていることもある写真は他人が見ても意味はわかりませんが、それでいいんです。大切なのは、心が動いた瞬間を逃さないこと。旅行中に感じた喜怒哀楽を持ってシャッターを切ると、映っている景色の背後で交わした会話や場の空気感まで思い起こさせてくれます。でも、誰に見せる写真でもないですが、写真をきっかけに記憶やエピソードを思い出せれば、誰かに話す内容はより詳しくなると思います。アクシデントや失敗は話のネタにもなるでしょう。

SNSにアップしたり友だちとシェアしたい綺麗な写真は、今まで通りに撮ればOK。写真の基本的な撮り方も別の機会に紹介しますね。今回は、旅行の際にちょっと意識しておおくと、より思い出が楽しく鮮明になる撮影シーンを挙げました。もちろん撮影シーンは他にも色々あると思います。旅行中にみなさんの心が動く瞬間はどこですか?